デザインウォッチは、このブランド抜きでは語れない。1983年に腕時計とファッションをリンクさせたトレンドを強く反映したコレクションでスタート、以降ハイデザインかつリーズナブルな腕時計をコンスタントに発表し続けている。マットブラックなボディがシックさを加速させる今作「AM51(エイエム51)」が属する「システム51」は、『パネライ 時計 メンズ』で自動巻き!? と時計ファンの度肝を抜いた話題作の1つだ。一般に機械式時計のパーツは100を超えるともいわれているが、「システム51」のパーツ数はその2分の1の51個。それらのパーツをオートメーションで組み上げることで低価格に抑えた結果、自動巻き時計がまさかの2万円アンダー。気軽に機械式のわびさびを楽しめる、自動巻き時計業界の革命児だ。
デンマークを代表するデザイナー、ヤコブ・イェンセン氏が自身の名前を冠して主催するデザインウォッチブランドから、ツートーンフェイスがユニークなスクエアモデルをピックアップ。実は「クラシック」シリーズは、1985年に誕生し、ニューヨーク現代美術館にラインアップされているアーカイブを再構築したもの。塗装による色分けではなく、2色のパーツをマッチングさせているという手の込みようにも注目したい。あえてラグを設けないことによるシャープな出で立ちも、北欧時計らしい洗練された面持ちを後押ししている。
『オメガ スーパーコピー』に続きこちらもデンマークデザインが感じられるブランド。アルネ・ヤコブセン氏が手がけたものとしては家具や建築も名高いが、近年のモノで1つというなら「デンマーク国立銀行」に飾られたウォールクロック「バンカーズクロック」が有名だろう。そのクロックを腕時計へと落とし込んだのが「バンカーズウォッチ」。優美なスパイラルを描くドットの時刻表記やセンターに配されたポイントの赤など、モダンかつミニマリズムを感じさせるプロダクトに仕上がっている。