オーデマ ピゲが、1993年の初代ロイヤル オーク オフショアの新たなバージョンとして、ステンレススティール、チタン、18Kピンクゴールドの3モデルを発売します。オリジナルタイムピースのエッセンスを保ったこの3つの42mmモデルは、自社製自動巻きフライバッククロノグラフを搭載し、新たな交換可能ストラップシステムを採用、そしてダイヤルにマイナーチェンジが加えられました。サファイアケースバックもカムバックし、美しい手仕上げの一体型クロノグラフの姿を見ることができます。
さらに進化した性能
新しいロイヤル オーク オフショアの3モデルは、軸歯車とフライバック機能を備えた新しい自動巻き一体型クロノグラフのキャリバー4404を搭載しています。通常のクロノグラフと違い、フライバック機能ではストップ、リセット、再スタートのアクションを一度に行うことができます。軸歯車は垂直クラッチシステムと共に機能し、クロノグラフのスタートやストップ時に、秒針はブレることなく正確に作動します。さらにプッシュピースを押した時の感触がなめらかです。特許保持のゼロリセットメカニズムにより、各カウンターの針を瞬時にゼロリセットすることができます。
キャリバー4404の希少な眺め
このバージョンでは反射防止加工のサファイアケースバックからキャリバー4404の内部の仕組みを見ることができます。軸歯車や、(※)クロノグラフ機能をオンにした時のクロノグラフのハンマーが“踊る”様子を見ることができます。
さらに22Kピンクゴールドの回転錘、そして「コート・ド・ジュネーブ」、サテンブラッシュ、ポリッシュ面取りなどの洗練された手仕上げも見ることができます。
(※)リセットのプッシュピースを押すと、レバーが駆動するハンマーがクロノグラフの中央カムを打ち、クロノグラフ歯車と針をゼロの位置に戻す。
ステンレススティール、ピンクゴールド、チタンで再解釈
新しいロイヤル オーク オフショアはステンレススティールの他に新たに、チタンと18Kピンクゴールドが登場します。2004年にオーデマ ピゲはチタンモデル(Ref.25721TI)を発売しました。これは1993年に誕生したこのタイムピースが18Kピンクゴールドの「プチタペストリー」ダイヤルで装いを新たにしたものです。3つのタイムピースのケースとブレスレットはいずれも、マニュファクチュールのトレードマークであるサテンブラッシュとポリッシュ面取りを組み合わせた手仕上げです。
ステンレススティールとピンクゴールドのモデルはブルーラバーのプッシュピースとリューズ、そしてベゼルとケースの組み立てガスケットもブルーラバーとしています。一方、チタンのタイムピースはリューズ、ガスケット、プッシュピースの全てがブラックラバーです。
過去と現在をつなぐユニークなデザイン
3つの新しいロイヤル オーク オフショアには、オリジナルデザインに忠実に「プチタペストリー」模様が輝きます。ステンレススティールのモデルは1993年のロイヤル オーク オフショアのアイコンのブルーダイヤルを使用。マニュファクチュールのアーカイブで「ナイトブルー、クラウド50」と呼ばれるカラーです。ピンクゴールドのモデルは「ナイトブルー、クラウド50」のダイヤルに、ケースのカラーにマッチさせたピンクゴールドカラーのカウンターが配されています。そして最後のチタンモデルでは、ライトグレーのダイヤルにブラックカウンターとブラックのインナーベゼルが組み合わせられています。
このタイムピースは、オリジナルのロイヤル オーク オフショアの縦のカウンター配列を踏襲していますが、時カウンターと小秒針カウンターの位置を逆にし、時カウンターは12時位置、小秒針カウンターは6時位置となりました。分カウンターは9時位置のままです。さらにカウンターは読みやすくするために、全てダイヤルの中心から同じ距離に揃えられています。
オリジナルのウォッチと同様に、APの頭文字をかたどったゴールドアプライドロゴとトランスファー印刷の「オーデマピゲ グリント」シグネチャーロゴは3時位置に置かれています。デイト窓にはダイヤルと一体化させたルーペガラスがついており、1933年のタイムピースと同様にデイトが拡大表示されます。
交換可能ブレスレットとストラップ
これらのモデルにはマニュファクチュールの新しい交換可能ストラップシステムが採用されています。これはメタルブレスレットでは初めてのことです。交換可能システムはバックルとケーススタッズに直接に組み込まれており、ケースのデザインと完璧に調和しています。
お客様は新しいタイムピースのストラップとバックルを、カチッとクリックするだけで簡単に交換することができます。さらにダブルプッシュ システムが腕につけたウォッチを安全に守ります。
最新の42mmバージョンには2本目の交換可能ラバーストラップがついており、メタルブレスレットをスポーティなストラップに変えてライフスタイルを楽しむことができます。追加ストラップはステンレススティールとピンクゴールドのケースにはブルー、チタンのケースにはブラックです。10気圧防水の3モデルは、ラバーストラップをつけて水深100mまで使用が可能。
42mm ロイヤル オーク オフショアの2021年の交換可能ストラップラインには、ライトブルーとカーキのテキスタイルモチーフのラバーストラップ、ブラックのカーフスキンレザーストラップが加えられました。
あくまでもコンテンポラリー、しかもタイムレス
1993年、エマニュエル・ギュエのデザインによるロイヤル オーク オフショアが高級時計市場に登場しました。ロイヤル オークのデザインコードである八角形のベゼルと六角形のビスをアピールしたロイヤル オーク オフショアは、既存の観念を打ち破るデザインにさらに挑戦。42mmというビッグサイズ、ベゼルの下にはっきりと見える大きなブラックガスケット、ラバーでくるんだリューズとプッシュピース、またブレスレットのカーブしたリンクなどです。「ビースト」の愛称で知られるこの頑丈でパワフルなロイヤル オークは、市場にビッグウォッチのトレンドをもたらしました。その後、ロイヤル オーク オフショアはイノベーションの舞台となり、新素材、ケースサイズ、コンプリケーション、カラーなどのチャレンジが続きました。その中にあってもオリジナルモデルのタイムレスなデザインは忠実に守られています。
2013年、オリジナルのロイヤル オーク オフショアは誕生20周年を祝い、初めてのメジャーチェンジを行いました。この20本の限定モデル(Ref.26218)はキャリバー3126/3840を搭載していました。これは2006年のロイヤル オーク オフショアコレクションで初めて登場したキャリバーです(Ref.26170)。このウォッチはサファイアケースバックを使用しており、中で時を刻む手仕上げの自動巻き機械式ムーブメントのすっきりとした姿を見ることができました。またこのウォッチはオリジナルのロイヤル オークの「プチタペストリー」模様の嬉しいカムバックでもありました。これは2008年のロイヤル オーク オフショアコレクションで最後に使われたダイヤルデザインです。
ロイヤル オーク オフショアは2018年の誕生25周年を記念し、さらに新たなデザインチェンジを行いました。それまでのアニバーサリータイムピースと同様、このモデルはオリジナルの「プチタペストリー」模様を採用し、ロイヤル オーク オフショアのコアコレクションへの正式なカムバックをアピールしています。オリジナルのタイムピースとのもう一つの共通点は、2018年のバージョンは“Royal Oak Offshore”(※)のグレービングを施したソリッドケースバックを使っていたことです。ただしこの特別エディションではダイヤルデザインに微妙な変化がありました。ダイヤルに2012年からの新しいブランドロゴとそれに調和させたレタリングを使ったことです。
2021年に発売されるこのアイコンピースの最新バージョンでは、最新の自社製一体型クロノグラフ技術の成果、交換可能ストラップシステムを加え、さらにダイヤルをアップデイトし、タイムレスなロイヤル オーク オフショアのさらなるパフォーマンスと効率性をアピールしています。
(※)1993年、マニュファクチュールは ロイヤル オークオフショアの最初の100本のケースバックに、コレクションがこれきりとなることも想定し “Royal Oak” とグレービングした。その後のタイムピースには全て“Royal Oak Offshore”とエングレービングされている。
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2023年 社員旅行 2023年12月01日(金)07時57分 編集・削除
株式会社羅針の社員にとって年に一度のお楽しみ「社員旅行」が今月実施され、全員が無事に帰って参りましたので、今回はそのレポートです。弊社では2023年から社員旅行が毎年開催されており、行き先は国内・国外問わず充実の3泊4日。班分け・行き先・旅行先で何をするかなど、多くの社員が関心を寄せる羅針二大イベントのうちの一つです。(もう一つは秋の です。)旅行先は過去にグアム(2023年は2つの班が「グアム」、1つの班が「沖縄」へ行って参りました。今年は「エクスペリエンス」つまり、体験を通じて自身を成長させ、仕事に活かす!というテーマの下、南の島へ羽ばたいて行きました。私が行って来たのは沖縄。高校の修学旅行以来、実に2023年ぶりの沖縄です。